【訪問看護ステーションってどんなところ?】わかりやすく解説!
2022.04.11掲載
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介護・福祉の情報施設形態を解説

訪問看護ステーションとは?

訪問看護ステーションとはどういった仕組みなのでしょうか?
また、働く人たちや仕事内容とはどんなものでしょうか?
訪問看護ステーションにおける様々な疑問をわかりやすく解説していきます!

 


今回は訪問看護ステーションにスポットを当てていきたいと思います!



よろしくお願いします!

まず、訪問看護とは
自宅で療養する利用者様のもとに看護師等が訪問し、ケアをおこなうサービスのことです。
主治医が作成する指示書に基づいて、健康状態のチェックや療養指導、医療処置、身体介護等を行います。


文字通り、お宅に訪問して
看護のお仕事を行うんですね!

 

 

そうですね!
対象となる方は高齢者や寝たきりの利用者という印象が強いかもしれませんが
乳幼児の小児分野から、高齢者まで年齢層は幅広いんですよ。

 
ふむふむ!
では、内科系だけではなくその他のケア目的での
訪問もありそうですね!



では、次にそのことを詳しく説明しましょう!

 

訪問看護について深堀り!

さて、訪問看護ステーションについて
どんなものか説明しましたね!


はい!利用者が高齢者というイメージが強かったですが
それだけではないこともよく分かりました!


そうですね!
ではいろいろな利用者さんに対して
どんな人たちが働いているか見てみましょう!

訪問看護ステーションで働く人たち

保健・医療の十分な看護等の知識・技術を持つ看護職
・看護師
・准看護師
・保健師
・助産師:健康保険法の指定を受けた訪問看護ステーションの場合は助産師が含まれる)

リハビリテーション専門職
・理学療法士
・作業療法士
・言語聴覚士

主に上記の職種の方が訪問を行います。


“看護”とつきますが
看護師だけではなく
リハビリなどのお仕事もあるんですね!



そうなんです!!
訪問看護といっても、色々ありますよね!


ほんとですね!

 

訪問看護の仕事内容について!




次にお仕事内容について
説明していきましょう!

 

主な仕事内容は?

利用者様の日々の健康管理からターミナルケアまで幅広いです。
利用者様本人と家族の希望と状況に応じて、
医療的視点と利用者・家族に寄り添った視点、どちらも持ち合わせた対応が求められます。
病院と異なる点は、主に利用者や家族が自分たちで処置や介護を行えるように教育的にかかわる点です。

●健康状態の観察・助言
バイタルチェックや問診で健康状態に変化がないかチェックし、必要なアドバイスをします

●家族の支援・相談
在宅介護で困っていることなどを聞き、アドバイスや必要な支援を提供します

●日常生活の看護
食事や栄養管理、口腔ケア、排泄ケア、体位交換などをサポートします

●褥瘡(じょくそう)の予防・処置
褥瘡予防のケアと指導、評価などをおこないます

●認知症と精神疾患のケア
服薬管理や家族への対応方法をアドバイスします

●医療処置
主治医の指示のもと、点滴やカテーテル管理、インスリン注射などをおこないます

●医療機器の管理・指導
人工呼吸器などの管理と家族への使用方法の指導などをおこないます

●リハビリ
身体機能や嚥下機能の回復のためのリハビリをおこないます

●ターミナルケア
在宅での看取り、利用者・家族の心のケアをおこないます


たしかにアドバイスや指導など
処置だけではない部分が多いですね!

 


そうなんです!
そのため病院とはまた違ったメリットも
たくさんあるんですよ!

●メリット
・利用者と時間をかけて1対1で向き合うことができる
・病院の大勢いる看護師のうちの一人ではなく、利用者の生活に時間をかけじっくり関わることで、その人の人柄や人生にも触れることができます。
・介護予防〜高度医療まで幅広い知識が身につく
・小児から高齢者、介護予防から高度医療まで関わるため幅広い知識や対応力が身につきます。
・ 夜勤がなく労働日数・時間の調整がしやすい
・夜勤がない代わりにオンコールがありますが、交代制で頻度も少ないので夜勤よりも負担が少ないことが多いようです。
また、午前/午後だけの訪問や週3日勤務などの調整がしやすいところも人気の理由です。

 

働く側からしてみれば
時間や日程の調整がしやすいのは
とてもいいですね!

 


ですね!
以下の考えを持っている人に対しても
訪問看護はおすすめだと思いますよ!

 

1.在宅の看護・生活の看護に興味がある方
2.医師や多職種との協働にやりがいを感じられる方
3.地域貢献・密着の看護を重視される方
4.ターミナルケアに関心がある方
5.ワークライフバランスを重視される方


ありがとうございます!
オンコールは大変そうですが
前向きに働き方を考えてみたいと思います!