【グループホームとはどんなところ?】わかりやすく解説!
2022.06.29掲載
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施設形態を解説



項目

  • 1 グループホームとは

  • 2  1日の流れ

  • 3 主な仕事内容と働く人たち

  • 4 まとめ

1.グループホームとは

認知症対応共同生活介護とも呼ばれ、おおむね65歳以上の要介護認定を受けた方が共同生活する施設です。

1ユニット5〜9人で介護職員の支援を受けながら日常生活を送ります。
少人数で家庭的に自立した生活を送ることで認知症の進行を遅らすことが期待されています。
また、寝たきりや医療が必要な状態になると、住めなくなります。

2.1日の流れ

グループホームでは実際にどんなタイムスケジュールが組まれているのでしょうか?ある施設を例に表にしてみました。

ある施設の1日の流れ(例)

06:00~ 起床、健康チェック
07:00~ 利用者と朝食準備・食後の口腔ケア
09:00~ 掃除や洗濯・レクリエーションなど
11:00~ 昼食の準備・昼食・片付け
13:00~ 入浴・おやつ作り・散歩・買い物
15:00~ おやつ・洗濯物をたたむ・体操
16:00~ 夕食の準備・夕食・片付け
19:00~ 自由時間
21:00~ 消灯・就寝

消灯後は夜間の見守りがあります。
※施設によって時間に変動有

3.主な仕事内容と働く人たち

こんな人たちが働いています。

管理者

グループホームの共同生活住居(ユニット)ごとに、原則、常勤専従で配置されています。しかし、管理上支障がない場合は、「同一及び他のユニットの職種」「同一敷地内の他の事業所等の職種」と兼務することがあります。

介護従業者

介護職員は、基準上、介護従業者と呼ばれています。日中帯は、ユニットごとに利用者3人に対して介護職員が1人以上が配置され、夜間・深夜帯は、ユニットごとに夜勤の介護職員が1人以上配置されています。小規模多機能型居宅介護・看護小規模多機能型居宅介護が併設されている場合には、それぞれの基準を満たした上で兼務することがあります。

計画作成担当者

ユニットごとに1人配置されています。利用者の処遇に支障がない場合は、同一ユニットの職種を兼務することがあります。

4.まとめ

グループホームとは、認知症の方が少人数で介護職員の支援を受けながら、共同生活を送る施設です。
ともに喜びや悲しみを分かち合うことができ、家庭のような環境で介護をすることができます。
一人ひとりのできることに寄り添い、穏やかに過ごせるよう個別ケアを行いたいと考えている方に向いている施設です。